先進の同期型降圧コンバータ

DCP360降圧コンバータは、3.3V～36Vの広い入力範囲を備え、産業用アプリケーションの信頼性の高い電圧変換を実現します。

優れた性能と高い集積度のDCP360シリーズを使用すれば、高い効率でありながらシンプルで部品点数（BOM）の少ない設計が可能になります。

低負荷時に高効率で動作するLCM（低電流モード）バージョン、ノイズに敏感なアプリケーションに適したLNM（低ノイズ･モード）バージョンがあり、それぞれにディザリングあり/なしの製品をご用意しています。DCP360シリーズは、ソフトスタート、過電流保護、過熱保護、出力過電圧保護などによるピーク電流モード制御アーキテクチャに基づいて設計されています。

STの充実したDC-DCコンバータのポートフォリオでは、お客様のアプリケーション･ニーズに最適のソリューションが見つかるはずです。STの製品は、高い効率と信頼性、使いやすさを目指して設計されています。

アプリケーションに最適のDC-DCコンバータを選定する場合は、以下のパラメータを考慮する必要があります。

1. 入力電圧範囲：コンバータが、アプリケーションで使用される入力電圧範囲に対応していることを確認します。
2. 出力電圧および電流：出力電圧と出力電流の要件を満たすコンバータを選択します。
3. 効率：効率が高いほど電力損失と発熱が抑えられます。
4. 静止電流：バッテリ駆動アプリケーションには、低静止電流が不可欠です。
5. パッケージ･サイズ：設計に適した寸法とフォーム･ファクタを検討します。
6. 保護機能：過電圧保護やサーマル･シャットダウンなどの信頼性を高める機能の有無を確認します。