高電流BLDCモータ用の超小型モータ制御インバータ
円形リファレンス設計
この柔軟なソリューションは、センサレス / センサ付きのFOCおよび6ステップ・アルゴリズムをサポートしており、STDRIVE101低電圧3相ハーフブリッジ・ゲート・ドライバをベースとしています。この小型ボード(直径50mm)は、128KB STM32G0マイクロコントローラとSTL220N6F7 STripFET F7パワーMOSFETを中心に構築されており、高出力の電流が求められるアプリケーションに最適です。また、STM32モータ制御ソフトウェア開発キットに対応しています。
STDRIVE101は、3つのハーフブリッジ・ゲート・ドライバと独自のリニア電源レギュレータを単一のICに集積しています。Nチャネル・パワーMOSFETのドレイン・ソース電圧を監視し、異常をマイクロコントローラに信号で通知すると同時に、非効率かつ危険な状態でのスイッチング動作を防ぎます。
STのモータ制御開発エコシステムの一部であるSTM32モータ制御SDKには、STM32モータ制御ワークベンチ(PCソフトウェア)が含まれており、アプリケーション・ソフトウェアを構成する直感的なツールとして、設計期間の短縮と効率化を実現します。モータ・プロファイラとワンタッチ・チューニングも利用できるため、モータの主要パラメータを迅速に取得できます。