デジタル電源ワークベンチ

デジタル電源ワークベンチにより、先進な電力変換トポロジでも、設計と試作開発から未知のリスクを除去

高出力のデジタル電源設計および開発を飛躍的に進める

デジタル電源ワークベンチは、高出力デジタル電源ソリューションの設計を迅速化、最適なパワー・デバイスを特定し、ゲート・ドライバとアナログ部品を提案して、設計仕様からSTM32向けのファームウェア・コードを生成します。ファームウェアは各種IDEとの互換性を備えており、要求事項に従ったフル・ソリューションでの制御を実現します。

eDesignSuite Digital Power Workbench faster design cycle

設計サイクルの迅速化

設計サイクルの迅速化

デジタル電源ワークベンチは、コンバータ・ソリューションのパワー・ステージ向けに信頼性の高い段階的な設計プロセスを提供します。エンジニアは、最適な電力コンポーネントを選択することで、期待される電力効率を仕様と電力損失の各部品の内訳から達成することが可能です。

高性能なデジタル電源コンバータ・トポロジの開発に役立つさまざまなハードウェアとソフトウェアを設計者に提供する一方、ボード線図、効率などのグラフを表示します。 

eDesignSuite Digital Power Workbench more robust

より高いロバスト性

より高いロバスト性

新しいデジタル電源ワークベンチはパワー・ステージおよび制御部の最適化された設計フェーズを提供し目的の閉ループ性能を実現するための困難な課題を解決することができます。時間領域と周波数領域でシグナル・コンディショニングをシミュレートできるため、制御システムのロバスト性を確保できます。

デジタル電源ワークベンチはパワー・ステージ / 制御部のカスタマイズに基づき、複数のSTM32 IDEとの互換性があるカスタマイズされたSTM32ファームウェア・コードを生成しニーズに応じたソリューションを完全に制御できます。

eDesignSuite Digital Power Workbench deeper circuit qualification

より詳細な回路検討

より詳細な回路検討

eDesignSuiteツールに統合されたデジタル電源ワークベンチは、ユーザの仕様およびトポロジの選択から、より深い設計・評価や試作開発に至るまでの作業を強力に支援します

新たなデジタル電源ワークベンチは、ZVSまたはCCMデジタル制御搭載のインターリーブ型トーテムポールPFCなどの単相アプリケーションとウィーン整流器や双方向3レベルT型コンバータなどの3相アプリケーションの両方で要求事項の厳しいPFCトポロジをサポートできます。また、LLCや双方向DABなどの高出力で需要の大きいDC-DCトポロジに対応しています。さらに、その他の多数のトポロジもまもなくサポート予定です。

デジタル電源ワークベンチのメリット

デジタル電源ワークベンチのメリット

デジタル電源ワークベンチにより、デジタル制御アーキテクチャ、ファーム・ウェア開発、マイクロコントローラ設定を活用して、アナログ設計者がデジタル電源ソリューションを容易にアクセスできます

デジタル電源ワークベンチは、より直感的でスマートなユーザ・インタフェースを備えた単一の設計ワークスペースを提供します。エンジニアはすべての設計要素をカスタマイズし、より深い設計・検討を行い、すべてのSW / HW BOMと性能分析を得ることができます。本製品は、STM32Cube環境と複数のIDEとの架け橋となります。

デジタル電源ワークベンチの使用方法

デジタル電源ワークベンチの使用方法

デジタル電源ワークベンチは、パワー・ステージおよび制御部の両方の開発を最適化するハードウェアおよびソフトウェアソリューションを提供することで、高出力向けデジタル電源アプリケーションの設計を容易に迅速にします。最終的には、複数のSTM32 IDEと互換性があり、ニーズに従いソリューションを完全に制御する、カスタマイズされたSTM32ファームウェア・コードを生成します。