高精度5Vオペアンプ

高速かつ低消費電力を備えたシグナル・コンディショニング性能を実現

高エネルギー効率の電力変換向けに開発された高精度 & 広帯域のオペアンプ

多くのセンサはアナログ信号が主流であり、生成する信号は極めて微弱な信号です。こうした低振幅信号を、高精度かつ安全にデジタル・ドメインに送信することは容易ではありません。STのTSV7シリーズは、このような低振幅信号を高精度に増幅できるため、非常に高い精度要件が求められるアプリケーションに最適なデバイスを選択できるようになりました。

 

高精度かつ低消費電力を特徴としたTSV7シリーズは、小型パッケージを提供可能で、車載および産業アプリケーションに最適です。

 

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PIRセンサ / CO検出器 / 煙感知器

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車載用パワー・マネージメント

使用用途とアプリケーション例

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自家用電気自動車の動作をスムーズに

ユニティ・ゲインで安定動作が可能なSTの30MHz(TSV78シリーズ)および50MHz(TSV79シリーズ)帯域幅のオペアンプはローサイドの電流測定に最適です。

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高効率な電力変換のための高精度電流測定

TSV7オペアンプは、ソーラー・パネルや通信機器などのシステムに必要な高精度シグナル・コンディショニングを実現します。

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機器の駆動時間延長と部品数(BOM)の削減

TSV78シリーズは低電源電圧(最小2.0Vから)で動作可能なため、煙感知器などにありがちなバッテリが放電しきった状態での動作が可能で、低電圧ロジック・デバイスと電源を共有することも可能です。

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高速なシグナル・コンディショニングと電流センシング性能を向上

TSV79シリーズは、50MHzのゲイン帯域幅と極めて低い入力電圧ノイズの特性を兼ね備え、スマート・ホームおよび産業用システムに最適なオペアンプです。

製品ポートフォリオの詳細はこちら

STでは、5Vオペアンプのシリーズ拡充を継続しており、電力変換回路や光センサ向けに高速シグナル・コンディショニングおよび高精度の電流測定を実現する新製品を次々にリリースしています。TSV77、TSV772、TSV78、TSV79シリーズは車載グレードの認定を取得済みで、最大動作温度125℃を実現した省スペースのパッケージ・ラインアップ(DFN、SC70、SOT23-5、MiniSO)を提供できます

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TSV77シリーズ

レール・ツー・レール、20MHzゲイン帯域幅(GBW)のオペアンプ

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TSV772シリーズ

ロー・レール、22MHzゲイン帯域幅(GBW)のオペアンプ

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TSV78シリーズ

レール・ツー・レール、30MHz広ゲイン帯域幅(GBW)のオペアンプ

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TSV79シリーズ

レール・ツー・レール、50MHz広ゲイン帯域幅(GBW)のオペアンプ

主な機能

  • ノイズや入力バイアス電流に影響を受けない測定精度
  • 高周波数に対応したシグナル・コンディショニング
  • 低入力オフセット電圧(Vio) < 200µV
  • 車載用認定取得済み
  • 広範なアプリケーションに対応できる拡張された温度範囲

最適な5V高精度オペアンプを選択する方法

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