高性能な3相モータ・コントローラであるSTSPIN32G4は、極めて高い集積度と柔軟性を特徴とします。 その高集積システムでは、システム設計を簡素化し、部品数(BOM)を最小限に抑えることで、基板占有面積を削減して9mm x 9mmという小型化を実現しています。内蔵のSTM32マイクロコントローラと高度なパワー・マネージメント構造によって、優れたモーション制御とエネルギー効率を達成する設計が可能となります。
EVLSERVO1は、低電圧高電流サーボ・モータ駆動用のリファレンス設計です。搭載されているヒートシンクを使用する場合は最大2kW、冷却デバイスを追加する場合は最大3kWの電力を供給できます。電源ボードと制御ボードを積み重ねることで50mm x 80mm x 60mmという超小型化を実現します。また、48Vアプリケーション用に最適化されており、75Vまでの過電圧状態を管理できます。
本ウェビナーでは、高性能STSPIN32G4 3相モータ・コントローラを精査して、特に重要な機能を説明しています。システム・セットアップからST評価ボードとモータ制御ライブラリを使用した調整に至るまでを段階的に導くため、お客様は可能な限り円滑にかつ生産的にプロセスを完了することができます。
このデモでは、STWIN.box(高度な産業用センシング・アプリケーションの試作開発とテストを簡素化する開発キット)とEVLSPIN32G4-ACT(次世代スマート・アクチュエータ向けのSTSPIN32G4リファレンス設計)からなるインテリジェント・システム・ソリューションの使い方をご紹介します。