よりスマートで応答性とエネルギー効率に優れたウェアラブル機器へのゲートウェイ

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STは、生体電位信号検出用のバーティカル・アナログ・フロントエンド(vAFE)と、モーション・トラッキング用の超低消費電力3軸加速度センサを組み合わせた、業界初のデュアル機能バイオセンサST1VAFE3BX」を発表しました。生体電位信号と運動信号は完全に同期しているため、独自のエッジ内状況認識型分析が可能で、運動による信号の歪みを補正することでデータの信頼性が向上します。2mm x 2 mmの小型パッケージで供給されるST1VAFE3BXは、さまざまなアプリケーションで運動信号や生体信号を監視することで予測医療を実現するように設計されたウェアラブル機器に最適です。超低消費電力、低遅延、独自の状況認識型エッジ分析などのメリットを享受できます。

ST1VAFE3BX

ST1VAFE3BX

ST1VAFE3BX

  • 低ノイズvAFEと超低消費電力加速度センサを組み込んだバイオセンサ
  • 内蔵機械学習コアによるエッジAI
  • 調整可能なアンプ・ゲインと入力インピーダンス

アプリケーション例

smartwatch

健康状態インジケータ

ECG(心電図)信号を使用して心拍変動をモニタリングすると、心血管に関するリアルタイムの洞察が得られ、心臓機能の評価や異常の検出に役立ちます。

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環境の制御

ジェスチャ認識、コグニティブ・レディネス、精神的敏捷性では、ENG(神経電気記録)信号を使用して神経活動を解読し、対話、リハビリテーション、トレーニングに生かします。

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リアルタイム感情洞察

EEG(脳電図)信号を使用して脳活動をモニタリングすると、神経疾患の診断や認知状態の検出に役立ちます。

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生体モニタリング

SCG(振動性心臓図)は、加速度センサ・データを使用して心拍による胸部振動を捉えることで、心臓機能に関する洞察を提供し、心血管疾患を検出します。

STのバイオセンサと競合製品の比較

 

ST1VAFE3BX

競合他社A

競合他社B

競合他社C

競合他社D

モーション・チャネル

あり(加速度センサ)

いいえ

いいえ

いいえ

いいえ

光チャネル

いいえ

はい

いいえ

はい

はい

生体電位チャネル

はい

はい

はい

はい

はい

電源電流(µA)

50

610

50(アナログのみ、ADC非搭載)

-

330(ECG専用チャネル)

MLC/FSM

はい

いいえ

いいえ

いいえ

いいえ

FIFO (バイト)

256(加速度センサ用:896)

96K

なし

640

256

インタフェース

I²C / SPI / I³C

I²C - SPI

アナログのみ、外部ADCが必要

SPI

I²C - SPI

パッケージ(mm)

LGA-12L

2x2x0.74 12L

WLCSP-49b

2.645x2.645x0.5

WLCSP-20b

2x1.7x0.5

WLCSP-36b

2.6x2.6

DSBGA-42b

2.6x2.6

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