IoTエッジ・コンピューティングでのAI応用手法として、MEMSモーション・センサに内蔵された機械学習コアのメリットと具体的な使い方を解説
STは、超低消費電力のIoTエッジ・コンピューティングに向けた重要なアプローチとして、最新の6軸MEMSモーション・センサに、機械学習アルゴリズムを実行する「機械学習コア」(ディシジョン・ツリー)を内蔵しました。
本Webinarでは、最新の6軸MEMSモーション・センサ「LSM6DSOX」を用いて、MEMSセンサに内蔵された機械学習コアの機能や性能についての紹介や、ディシジョン・ツリーを作成する手順をツールの使い方なども交えて具体的に解説します。
- 機械学習コア内蔵MEMSモーション・センサの紹介
- 機械学習コアを使うためのツールについて
- ディシジョン・ツリーを作成してみよう!
- 豊富な機械学習コア開発評価ツール
- 質疑応答 (ご質問はテキスト入力していただき、テキストにてご回答いたします。
【製品・ソリューション概要】
STの先進的な6軸MEMSモーション・センサ「LSM6DSOX」は、機械学習コアを搭載し、ディシジョン・ツリーに基づいてモーション・データを分類します。通常、メイン・プロセッサで行うアクティビティ・トラッキングの最初の工程が不要になるため、消費電力の低減や、フィットネス・データの記録、健康モニタ、携帯型ナビゲーション、落下検出といったモーション・ベースのアプリケーションの高効率化に貢献します。LSM6DSOXを機器に搭載することで、バッテリ駆動時間を維持したまま、利便性と応答性に優れた「常時オン」の操作性を実現することができます。また、広く普及しているモバイル・プラットフォームにも簡単に統合できるため、コンスーマ機器、医療機器および産業用スマート機器に最適です。
【特徴】
- 3軸加速度センサ & ジャイロ・センサ集積
- 電源電圧: 1.71V~3.6V
- IO電圧: 1.62V~3.6V
- 小型・薄型パッケージ(2.5 x 3.0 x 0.83mm)
- 超低消費電流(高精度モード動作時0.55mA
- 機械学習コアおよびステートマシン搭載
- 歩数計
- 特定モーション検知機能
- FIFO内蔵(最大9KB)
- センサ・ハブ機能
- I3Cシリアル・インタフェース対応