DC-DCスイッチング・コンバータは、システムの構成部品や部分に対して、目的のDC電圧および電流でローカルに給電するために使用されます。アプリケーションの入力電圧と出力電圧間の関係に応じて、エンジニアは最適な電源トポロジ( バック、 ブースト、 バックブースト、インバータ)と同期整流の有無を選択する必要があります。あるいは、モノリシックICに基づく実装、またはディスクリート・パワー・スイッチやコントローラによる実装、さらには先進的なデジタル実装を採用することもできます。その選択にかかわらず、効率とサイズに関する具体的な設計目標を達成する上で鍵となるのは、最適な半導体製品の選択です。
昇圧コンバータ
ブーストDC-DCコンバータでは、出力がリファレンス・ポイントを入力と共有しないフローティング・ブースト・トポロジの場合を含め、出力電圧は入力電圧を上回ります。ブーストDC-DCトポロジは、バッテリ駆動機器でバッテリ電圧を上回る電源レールを作るためによく使用されます。これらの設計は、IoT(Internet of Things)用のポータブル機器やウェアラブル機器の要件に適合するために、高効率で超低スタンバイ電流、かつ小型である必要があります。
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バック(ステップダウン)トポロジは、入力 / 出力絶縁の有無にかかわらず出力電圧が入力電圧を下回るDC-DCスイッチング・コンバータで使用されます。
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バックブーストDC-DCコンバータ・トポロジでは、出力電圧が入力電圧を上回る/下回る場合があります。バックブーストDC-DCコンバータは、バッテリ駆動機器でよく使用され、IoT(Internet of Things)用のポータブル機器やウェアラブル機器の要件に適合するために、高効率で超低スタンバイ電流、かつ小型である必要があります。
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STの幅広い製品ポートフォリオには、高集積化DC-DCコンバータ、 パワーMOSFETやダイオード、プロテクションIC、リニア電圧レギュレータ、専用設計のデジタル・コントローラ、STM32マイクロコントローラなどが含まれます。また、STは、 高効率のDC-DCコンバータを設計する際に役立つ eDesignSuiteなど、ハードウェアとソフトウェアの評価および開発ツールを包括的に提供しています。