小型で高精度
使いやすいスタンドアロン型の全地球航法衛星システム（GNSS）モジュールであるTeseo-LIV3FLは、一般的な3.3Vに加え、1.8Vの電源電圧にも対応しています。RTK/PPP方式の高精度測位に対応するために、搬送波位相のRawData出力が可能です。そのほか、最大7日間まで自己延長が可能な自律型、外部サーバと連動した予測型 / リアルタイム型といった各種のアシスト型GNSSに対応しています。また、包括的な開発環境エコシステムも利用できます。
主な機能
- 複数の衛星システムを同時受信しながら測位計算を実行
- トラッキング感度：-163dBm
- 測位精度：1.5m CEP
- 電源電圧：1.8Vまたは3.3V
- 8μAの待機電流と65mWのトラッキング時消費電力
- 小型LCC 18ピン･パッケージ（9.7mm x 10.1mm）
- 動作温度範囲：-40℃～+85℃
- RawData出力（搬送波位相）
アプリケーション例
アセット･トラッキング（物流、モノ、ジオフェンシングなど） 
ドローン 
料金収受システム 
ペット追跡 関連情報
STのTeseo Suite PCツールを使用することで、Teseo-LIV3FLの各種設定や性能評価が容易に行えます。
Teseo Suiteは、複数のTeseo GNSSソリューションの各種設定の同時読出し / 変更 / 保存が可能です。NMEAメッセージの受信ログ記録や分析もサポートしています。
補足 / 追尾 / 測位 / データ出力を含む、各種のGNSS操作を網羅したTeseo-LIV3 GNSSのファームウェアとソフトウェアの総合ガイドです。
