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クロック & タイマ

STが提供する幅広いクロック & タイマの製品ポートフォリオには、従来型タイマに加えて、パラレルおよびシリアル・インタフェースRTC(リアルタイム・クロック)ICが含まれています。これらのデバイスは、精度と超低消費電力の点でクラス最高レベルの性能を発揮し、通信、ネットワーク、産業用、およびバッテリ駆動アプリケーションに対応することができます。

スタンドアロンRTCを使用すべき理由

スタンドアロンのリアルタイム・クロック(RTC)は、標準のマイクロコントローラに内蔵されたRTCと比べ、はるかに高い性能を発揮します。スタンドアロンRTCを使用した場合、消費される電力は、時間を維持するために使用される標準のマイクロコントローラの約3分の1となります。これは、コイン型バッテリや使い捨てバッテリで動作するシステムにおいては重要です。
使い捨てバッテリで動作するシステムのバッテリ交換の際、スタンドアロンのRTCは、小さなコンデンサを使用することで時間を維持できます。RTCは、バッテリに直接接続することもできます。PCBの限られたスペースを使用してすべての機能を提供し、システムのセキュリティと安全性も向上させます。

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製品タイプ

リアルタイム・クロック(RTC)IC
超低消費電力デバイス、水晶発振子を内蔵した標準パッケージ、バッテリおよび水晶発振子搭載のSTのSNAPHATなど、幅広い製品が提供されています。RTC機能には、 アラーム管理、バッテリ切換え、リセットに加え、 タイム・スタンプ、セキュア・アプリケーション向けのタンパ検出といった特別な機能も含まれています。
タイマ
STは、シングル版とデュアル版の低消費電力タイマを提供しています。これらは、CMOS技術で設計された安定性の高いモノリシック回路を採用しており、時間遅延や発振を正確に発生させます。

業界標準の周波数発生器は、バイポーラ技術で設計された回路を採用しており、周波数が低く、消費電力が大きくなりますが、 STの低消費電力製品は、CMOS技術で設計されているため、低電力、低消費電力であり、最大2.7MHzという高周波動作を実現可能です。