ブラシ付きDCモータ
ユニバーサル・モータ
ブラシ付きモータの動作原理
ブラシ付きモータは、一般的に低速で動作し、一方向のスピードを制御するためモータに供給する電圧を変化させるとともに、モータ駆動用のトルクを与える単純なパルス幅変調(PWM)コントローラにより駆動されます。双方向モータ駆動が必要となる電動自動車の窓や、ファクトリ・オートメーションにおけるサーボなどの場合には、HブリッジをPWMコントローラと併用することができます。
低電力アプリケーション向けの場合、モータ制御は内蔵ゲート・ドライバ、パワー・トランジスタ、保護機能、電流検出およびDC-DCコンバータとともに、モータに統合されます。
高電力アプリケーション向けの場合、低電圧パワーMOSFETおよびゲート・ドライバをモータとは別に使用することで、Hブリッジを実現します。
ブラシ付きモータでは、ブラシの使用によりモータの寿命は短くなります。一方で、ブラシレス・モータは、長い寿命と高い可制御性を備えています。
製品 & ソリューション
STは、ディスクリートIGBTおよびパワーMOSFETを含む幅広いパワー半導体やIC、およびパワー・モジュールやインテリジェント・パワー・モジュール(IPM)、高電圧ゲート・ドライバ、汎用32bitマイクロコントローラSTM32、高集積ドライバSTSPINを提供しています。
また、設計の簡略化や設計期間の短縮に貢献する評価ボードやリファレンス設計、ファームウェア、および開発ツールを含む包括的な開発エコシステムも提供しています。