角速度を測定する3軸ジャイロ・センサは、通常センサ・フュージョン(3D空間の回転方向推定に用いられる)などの先進的アルゴリズムを行うために、加速度センサとともにワン・パッケージで提供されます。この場合は一般的にIMU(慣性測定ユニット)と呼ばれ、STではiNEMO慣性モジュールとして提供しています。iNEMO慣性モジュールには、ジャイロ・センサと加速度センサに加えて地磁気センサも搭載されています。
安定性 / 精度 / 信頼性の向上
STのアナログおよびデジタル・ジャイロ・センサは、ゼロレート・レベルで0.01dps/√Hz未満の分解能を持ち、長時間、また幅広い温度にわたって優れた安定性を提供します。これは、最も高度なモーション・ベースのアプリケーションに必要とされる精度を保証するものです。
1つのセンシング構造で3軸に対応する3軸ジャイロ・センサ
STの3軸ジャイロ・センサは、2つまたは3つの独立したセンシング構造を持つ他社のソリューションと異なり、1つのセンシング構造で3つの直行軸すべてのモーション測定を行います。STの製品は、出力信号を本質的に劣化させる軸間の干渉を除去しているため、モーション制御による機能において高い精度と信頼性を実現します。
幅広いアプリケーションに対応
STのジャイロ・センサは、広いフルスケール範囲(30dps~4000dps)での測定が可能なため、ジェスチャ認識や手ブレ補正、推測航法やパーソナル・ナビゲーションなど、さまざまなアプリケーションに対応します。
すでに携帯電話やタブレット、3Dポインタ、ゲーム機、デジタル・カメラなど、さまざまな機器に使用されています。
MEMS sensors for designs requiring long-term availability
ST launches a new series of MEMS sensors that will stay in production for ten years starting from their date of introduction. These products take part to the 10 years' longevity commitment program, which assures, on selected parts, continuity and stability of supply for ST customers, especially those that design industrial applications and require long-term product availability.
The first 3 sensors joining the program are two new 3-axis accelerometers (IIS328DQ and IIS2DH) and a 3-axis gyroscope (I3G4250D) specifically intended for harsh industrial environments often characterized by extended temperature ranges and a high level of shocks and vibrations.
Click here for more information about the 10 years' longevity commitment program.