23 Jul 2019 | Geneva

STマイクロエレクトロニクス、STM32マイコンを使ったシステム開発期間を短縮する小型で便利なSTLINK-V3MINIデバッグ・プローブを発表

Geneva / 23 Jul 2019

STマイクロエレクトロニクス(NYSE:STM、以下ST)は、STLINK-V3SETの優れた機能とスタンドアロン型の利便性を持ち、プログラミングの迅速化と使いやすさを実現した新しいデバッグ・プローブのSTLINK-V3MINIを発表しました。このデバッグ・プローブの価格は、わずか9.75ドルです。

STマイクロエレクトロニクス、STM32マイコンを使ったシステム開発期間を短縮する小型で便利なSTLINK-V3MINIデバッグ・プローブを発表

この小型の携帯型プローブを使用すると、STM32* マイクロコントローラ向けアプリケーションのアップロードとデバッグをどこででも行うことができます。このプローブは、STのSTDC14デバッグ・ケーブル(14ピン)を採用し、Virtual COM Port(VCP)といった高度な機能に対応しています。VCPにより、デバッグの迅速化と精度向上のためにホストPC上で動作時のデータを簡単にモニタできるなど、利便性と柔軟性がさらに向上します。

また、STLINK-V3MINIはUSBマスストレージクラスにも対応しています。そのため、ドラッグ・アンド・ドロップによるプローブからのファイルの直接アップロードにより、新しいアイデアの試行、さまざまなアプリケーション・サンプルの実行が簡単になり、開発の簡略化に役立ちます。

さらに、STLINK-V3MINIには3Dプリンタ用のリファレンス・ファイルが付属しており、独自のプローブ・ケースを作製することも可能です。

STLINK-V3MINIは、STM32CubeProgrammerとスムーズに連携するとともに、Keil® MDK-ARM、IAR™ EWARMといった市販の一般的な統合開発環境(IDE)や、STの無償IDE STM32CubeIDEを含むGCCベースのIDEに対応しています。また、STLINK-V3MINIの下位のAPIにも自由にアクセスできるため、独自のテスト・プラットフォームへの統合も可能です。

STの第3世代プローブの強力な機能を備えたSTLINK-V3MINIは、9.75ドルと価格競争力に優れ、STのウェブサイトまたは販売代理店から入手可能です。

詳細については、ウェブサイトをご覧ください。

また、ブログ記事もご覧いただけます。

* STM32は、STMicroelectronics International NVもしくはEUおよび / またはその他の地域における関連会社の登録商標および / または未登録商標です。STM32は米国特許商標庁に登録されています。