SPSB081システム・ベーシス・チップには、LIN、オプションのCAN-FD物理通信レイヤ、および2つの低ドロップアウト・レギュレータが搭載されています。1つ目のレギュレータは固定レール(5Vまたは3.3V)を使用しており、2つ目はプログラム可能なトラッカ電圧レギュレータとなっています。これらのパワー・マネージメントICは、診断および保護機能に加え、LEDとセンサに給電する4つのハイサイド・ドライバを備えています。
STのSPSB081車載用パワー・マネージメントICには、メインの固定電圧低ドロップアウト・レギュレータ(LDO)、二次のプログラム可能なLDO、4つのハイサイドドライバ、CAN FDトランシーバ、オプションのLINトランシーバなどを含め、多彩な機能が搭載されています。
SPSB081は、パワー・マネージメント・システムICとして、強化されたパワー・マネージメント機能を電子制御モジュールに提供します。これには、プログラム可能なローカルおよびリモート・ウェイクアップ機能で電力消費を最小限に抑える各種スタンバイ・モードのほか、LIN(オプション)、CAN-FD物理通信レイヤなどが含まれます。