STのブリッジ整流ダイオード(AEC-Q101認定取得済み)のポートフォリオは、自動車用バッテリ充電器の一次側ブリッジでの使用を目的としています。これらの専用製品は、接合部温度が-40℃ ~ +175℃で動作することが保証されています。STのブリッジ整流ダイオードは、STPOWERファミリの製品です。
これらのオートモーティブ・グレード製品は、最も厳格である国際的な自動車品質要件に準拠するため、ダイ・レベルと完成品レベルの両方で特別なスクリーニング・マトリックスを実施しています。
新登場の800Vシリーズには30A(STBR3008-Y)と60A(STBR6008-Y)のバージョンを用意しています。このシリーズの順電圧は、1200Vシリーズと比べて最大200mV低くなっています。11kWのオンボード・チャージャ(OBC)での消費電力を5W削減することで、動作時接合部温度を15℃低下させています。このように熱ストレスを大いに低減させることは、オンボード・チャージャや充電ステーション、再生可能エネルギー変換装置などの厳しい条件下で動作するアプリケーションにおける信頼性の向上につながります。