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KNX RF

KNX通信技術は、以下の規格の要件に準拠しています。
  • ISO/IEC 14543-3(国際規格)
  • CENELEC EN 50090およびEN 13321(欧州規格)
  • ANSI/ASHRAE 135(米国規格)
  • GB/T 20965(中国規格)

KNXは、ホームおよび商業施設や住居ビルの自動化システムや制御システム向けオープン標準通信プロトコルです。異なるメーカーのデバイス間で、統合や相互運用性を確保します。

KNX通信プロトコルは、シーン制御、スケジューリング、エネルギー管理などの高度な機能で有線 / 無線通信に対応します。KNXデバイスは、専用のソフトウェアでプログラミングして設定できることから、照明制御、ヒーティングおよび冷暖房空調設備ネットワーク管理、セキュリティ・システム監視などのオートメーション・システムや制御システムのカスタム配備が可能です。
KNX有線通信は、オートメーション・システムや制御システムに配備された各種デバイスと簡単に統合できる、安定したセキュアな通信ネットワークを提供します。

KNX-RF無線通信は、オートメーション・システムや制御システムの各種デバイスと簡単に統合できる、安定したセキュアな通信ネットワークを提供します。

KNX-RFは、Sub-GHzの免許不要のISM帯で動作します。周波数ホッピング方式(FHSS)やチャネル・ホッピングなどのテクノロジーを利用して、この混雑しやすいRFスペクトルの一部を共有する他のワイヤレス・テクノロジーとの共存を可能にします。

課題

- 通信バスを介したスケーラブルなネットワーク・トポロジの構築による、新しいデバイスやシステムの簡単な拡張と統合

- アクティブに通信していないときにデバイスの消費電力を低減する低消費電力モード

- 設置や保守のコストを抑えたコスト効率の高いデバイス

主要製品

STは、KNX通信に関する豊富な経験に基づき、開発の期間とコストを抑えながらKNXデバイスを構築するために役立つ広範なソフトウェアおよびハードウェア評価ツールを提供しています。

こうした開発ツールの例として、KNX-RFトランシーバ、KNXソフトウェア、KNX-RF通信ボード、ローカルで配備されるネットワークとの相互運用性を保証する有線 / 無線KNXブリッジ・カードなどが挙げられます。

STは、低消費電力STM32マイクロコントローラ、MEMS慣性モジュールや最新の環境センサのほか、機械学習を用いた慣性測定ユニットなど膨大な製品ポートフォリオも提供しているため、周囲の環境との間で非常に正確なインタラクションを行えます。