コンピューティング・プラットフォームのセキュリティとユーザのアセット保護は、きわめて大きな課題になっています。Trusted Platform Module(TPM)は、このようなますます高まるセキュリティ要求に対応するソリューションです。 TPMは、標準化されたパッケージやインタフェース、セキュリティ・サービスをサポートするTCG規格に準拠するセキュア・エレメントで、WindowsおよびLinuxオペレーティング・システムには、ファームウェアとして組み込まれています。TPMの統合作業をプラットフォームおよびアプリケーション・レベルで軽減するために、オープン・ソース / サード・パーティ製の軽量ソフトウェア・スタックが用意されています。
PCからIoT機器まで標準化された信頼性を拡張
STの STSAFE-TPMシステム・オン・チップ(SoC)ソリューションは、実績のあるST33ハードウェア・セキュア・エレメントをベースとし、PC、サーバ、プリンタ、通信、ヘルスケア、およびIoT機器に幅広く導入されています。STSAFE-TPM製品はすべて、Common Criteria、TCG、FIPS認証を取得しており、規制要件に準拠しています。また、自動車および産業分野の環境規制に準拠した製品も含まれています。