FP-AI-PREDMNT2

量産中
Design Win

組込み人工知能(AI)に基づく予知保全アプリケーションを実現する、STEVAL-STWINKT1B評価キット & STEVAL-STWINWFV1 Wi-Fiアダプタ・ボード用STM32Cubeファンクション・パック

ソフトウェア入手 データブリーフのダウンロード

製品概要

概要

FP-AI-PREDMNT2は、STWINをIoTエッジ・ノードとしてプログラムする、STM32Cubeファンクション・パックです。クラウドに接続し、センサから取得したデータを処理して、その結果をDSH-PREDMNTクラウド・ダッシュボードに送信します。時間および周波数領域の高度な信号処理や、最大6kHzまでフラットな周波数特性を持つ、3軸デジタル加速度センサのデータ解析を行う、専用アルゴリズムが含まれます。

NanoEdge™ AI Studioソリューションで設計された状態モニタリング・アプリケーションの実装と開発の立ち上げを加速し、組込みAIベースの予知保全ソリューションを簡単に実現できます(NanoEdge™ AIライブラリの生成機能は含まれていないため、NanoEdge™ AI Studioを使用して生成する必要があります)。

このファンクション・パックには、気圧、相対湿度および温度センサのモニタリング、そして最大20kHzまでのアコースティック・エミッション(AE)の確認や、最大80kHzまでの超音波放射解析のためのオーディオ・アルゴリズムも含まれます。

STBLESensorアプリを使用すれば、Wi-Fi資格情報の設定やクラウド証明書の交換が可能となり、Webベースの専用ダッシュボード DSH-PREDMNTに接続できます。アルゴリズム出力、センサ・データ、機器の状態の監視およびログ記録が可能なダッシュボードです。

FP-AI-PREDMNT2をSTM32マイコンおよびSTデバイスの推奨される組合せと併用することで、不具合発生の可能性を早期に検出して警告を発する、独自の産業用予知保全アプリケーションを開発できます。

FP-AI-PREDMNT2は STM32マイクロコントローラで実行され、評価キットSTEVAL-STWINKT1Bに必要なすべてのドライバが含まれます。

再利用やカスタム アプリケーション構築のための拡張が容易な、アプリケーション・レベルのモジュール(センサ・マネージャ、デジタル処理ユニットなど)から構成されたファームウェアです。

これらのアプリケーション・モジュールには、最先端の設計パターンが採用され、低消費電力モードにネイティブ対応しています。こうしたソリューションを実現するために、本ファンクション・パックはeLooM(STM32マイコン用組込みLight object-oriented fraMework)を基盤として構築されており、STM32マイコンで動作する組込み低消費電力アプリケーションに特化して設計されたフレームワークです。

  • 特徴

    • 予知保全アプリケーション用センサ・ノードを開発するためのファームウェア: アナログ・マイクロフォン、環境およびモーション・センサを備え、Wi-Fi接続を介してパラメータと機器の状態をリアルタイムで監視
    • 組込みAIベースのアプリケーションを実現するNanoEdge™ AI Studioソリューションとの互換性
    • 高速フーリエ変換(FFT)によって周波数解析が可能なあらゆる種類のセンサに対して使用できる汎用FFTライブラリ・ミドルウェア(サイズ、オーバーラップ、ウィンドウをプログラム可能)
    • 時間領域の振動解析(速度のRMS、加速のピーク)が可能なモーションTDライブラリ・ミドルウェア
    • 主要パラメータに対するアラームと警告のしきい値を設定可能
    • Wi-Fi設定と証明書の安全なプロビジョニングを可能とする、Android/iOS用STBLESensorアプリケーションとの互換性
    • センサ・データとデバイスの状態をモニタリングするWebベースの予知保全ダッシュボードDSH-PREDMNTとの互換性
    • STM32Cubeにより、STM32ファミリのさまざまなマイコン間で簡単に移植可能
    • コードのアプリケーション・レベルでの再利用を可能とするeLooM(STM32マイコン用組込みLight object-oriented fraMework)に基づくモジュール式のサンプル・ファームウェア
    • 自由かつユーザ・フレンドリなライセンス条項

ソフトウェア入手