製品概要
概要
STSW-BNRGFLASHERソフトウェア・パッケージには、STワイヤレスSoCデバイスFlashの読出し、一括消去、書込み、およびプログラミングを実行できるスタンドアロンのPCユーティリティが含まれます。
現時点では、UARTインタフェースとSWDインタフェースの両方によるBlueNRG-1、BlueNRG-2、BlueNRG-LP、BlueNRG-LPS Flashアクセスに対応しています。これらのインタフェースは、HW SWDプログラミング/デバッギング・ツール(CMSIS-DAP、ST-Link/V2、J-Link)により、内部デバイスのUARTブートローダと標準SWDインタフェースをそれぞれ使用します。
このパッケージでは、UARTまたはSWDインタフェースを通してユーザが選択したFlashの特定の場所にMACアドレスを格納できます。MACアドレスは、ユーザが直接指定するか、MACアドレス一覧を含む入力ファイルから読み出すか、あるいはユーザ指定のMACアドレス値で始まるインクリメント・ステップで設定することができます。
また、SWDおよびUARTインタフェースを通じ、より多くのデバイスをプログラミングする機能もサポートしています。さらに、SWDプログラミング・ツールを使用できる場合は、プログラミング・ループもアクティブ化できます。新しいデバイス・プラットフォームを差し込むだけでプログラミング可能です。プログラミングの終了を待って、プログラミングしたプラットフォームを取り外し、別のプラットフォームを差し込むこともできます(プラグ・アンド・プレイ・モード)。
RF-Flasherソフトウェア・パッケージでは、Flasherのスタンドアロンの起動ユーティリティも提供されます。このユーティリティにより、Flasher GUI PCアプリケーションのコンテキスト外で、PC DOSウィンドウからのFlashの読出し、一括消去、書込み、およびプログラミング操作を対象とすることができます。
-
特徴
- RF-FlasherスタンドアロンPCユーティリティでは、STワイヤレスSoCデバイスFlashの読出し、一括消去、書込み、およびプログラミングを実行できます。サポートされている最新のワイヤレス・デバイス:BlueNRG-1、BlueNRG-2、BlueNRG-LP、BlueNRG-LPS
- Flashの読出し、一括消去、書込み、およびプログラミング操作を対象とする、デバイスの事前プログラムされたUARTブートローダによるUARTモード
- Flashの読出し、一括消去、書込み、およびプログラミング操作を対象とする、デバイスの標準SWDインタフェースによるSWDモード
- HW SWDプログラミング/デバッギング・ツールに対応(CMSIS-DAP、ST-Link/V2、J-Link)
- SWDおよびUARTインタフェースによる複数デバイスのプログラミング
- ユーザが選択したFlashの特定の場所でのMACアドレスのプログラミング(UARTまたはSWDモード)
- Flasherのスタンドアロンの起動ユーティリティ