STSW-WISE-STUDIO

概要

STSW-WISE-STUDIOパッケージは、GCCツールチェーンをベースとするWiSE-Studio Eclipse IDEを提供します。BlueNRGファミリBluetooth^® Low Energy SoC（BlueNRG-1、BlueNRG-2、BlueNRG-LPS、BlueNRG-LP）および関連評価プラットフォームをサポートしています。

WiSE-STUDIOツールチェーンは、ユーザに無料で提供され、標準的なGCC C/C++コンパイラをベースとしています。

このツールは、すべての固有のコンパイル、アセンブラ、およびリンカ･オプションを定義して、選択したデバイス向けに特定のユーザ･アプリケーションを構築できます。関連の対象デバイスでアプリケーションをコンパイルおよび実行できるIDE環境を提供します。

さらに、このツールは、選択したSWDチャネル経由でユーザ･アプリケーションをデバッグできる標準的なデバッグ機能を提供します。CMSIS-DAP、J-Link、ST-Link/V2がSWD HWチャネルとしてサポートされますが、サポートされているデバイス上でツールがフィルタを追加しないことが条件となります。

STSW-WISE-STUDIO IDEには、IO Mapperツールも含まれています。このツールは、BlueNRG-LPおよびBlueNRG-LPSピン、ペリフェラル設定、さらに関連デバイス設定をセットアップできるグラフィカル･ユーザ･インタフェース（GUI）を提供します。これにより、関連IDEプロジェクト（WiSE-STUDIO、IAR EWARM、およびKEIL MDK-ARMに対応）を使用して、関連ヘッダとソース･ファイルを生成できます。

ツールの使用方法の詳細については、ツールのヘルプ･メニューから『WiSE-Studio User Guide』の「Quick start」を参照してください。

WISE-Studioは、以下のプラットフォームに対応した3種類のソフトウェア･パッケージで提供されます。

さらに、Linux^®プラットフォームには、GNU Makeとlibncurses5をインストールする必要があります。

MAC^® OSプラットフォームには、GNU Makeをインストールする必要があります（通常は、Xcodeによりインストールされます）。