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マイクロコントローラ & マイクロプロセッサ

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STM32F410マイクロコントローラは、STM32F4アクセス・ライン製品群のひとつです。処理性能と電力効率の最適化が求められる産業機器およびコンスーマ・アプリケーション向けに設計されており、内蔵メモリとペリフェラル機能を最小2.553 x 2.579mmの、コスト効率に優れた小型パッケージに高度に集積しています。STM32F410は、RUNモードとSTOPモードでの
優れた消費電力性能とともに、100MHz動作時にArm Cortex-M4コア(FPU搭載、DSP命令対応)の性能を発揮します。

処理性能: 100MHz動作でST独自のARTアクセラレータによる0ウェイト・ステートでのFlashメモリからのコード実行時に、STM32F410は125DMIPS/339CoreMarkのパフォーマンスを実現します。DSP命令と浮動小数点演算ユニットにより、対応可能なアプリケーションの範囲を拡張します。

電力効率: ST独自の90nmプロセス、ARTアクセラレータおよびダイナミック・パワー・スケーリングにより、RUNモードの消費電流を89µA/MHzまで低減しています(Flashメモリからのコード実行時)。STOPモード時の消費電流は6µA(typ)まで低減可能です。

コネクティビティ

  • オーディオ: 専用オーディオPLLおよび3系統の全二重I²S
  • 最大9個の通信インタフェース: 3 x USART(最大10.5Mbit/s)、3 x SPI(最大42 Mbit/s)、3 x I²C
  • アナログ: 1 x 12 bit ADC(2.4 MSPS)、1 x 12 bit DAC
  • 最大9個のタイマ: 最高100MHzで動作する16 bitタイマ、32bitタイマ、LPTIM(ロー・パワー・タイマ )、WDT(ウォッチドッグ・タイマ)およびSystickタイマ
  • 乱数発生回路

集積化: STM32F410のポートフォリオは、64~128KBのFlashメモリ、32KBのSRAM、および36~64ピンを最小2.553 x 2.579mmの小型パッケージで提供します。