ホーム / ビル・オートメーション用のオープン規格であるKNX通信プロトコルは、有線 / 無線両方のノード・トポロジを提供し、セントラル・ゲートウェイ無しで、デバイスとシステム間の高い相互運用性を実現します。
S2-LP(高性能超低消費電力RFトランシーバ)とBlueNRG-2(超低消費電力Bluetooth® Low Energy(LE)システム・オン・チップ(SoC))は、KNX-RF Multi仕様に準拠しており、複数のRFチャネルを同時に処理することができるため、他のSub-GHz無線機器との干渉を低減します。また、無線通信システムにおいて重要となる、バッテリ駆動のアプリケーションの消費電力削減にも貢献します。
STのKNX-RF対応製品は、2チップのみの構成でデュアルRFコネクティビティ(Bluetooth LEおよびKNX-RF)に対応し、コストを最適化した電力効率の高いソリューションです。
STSW-S2LP-KNX-DKは、S2-LPおよびBlueNRG-1をベースにした評価用パッケージで、868MHzのライセンス不要のISM周波数帯におけるKNX-RF通信の評価を目的として設計されています。
また、STはKNX評価ボードおよび開発キットも提供しており、KNX-RFゲートウェイやスマートフォンと接続できるワイヤレス・スイッチをはじめとするアプリケーションの開発期間短縮に貢献します。