RTLS(リアルタイム測位システム)の位置タグ、アセット・トラッキング、
品目検索アプリケーション向けの最もコスト効率に優れたソリューション
主な機能
- Bluetooth® Low Energy 5.3仕様
- Arm® Cortex® -M0+
- 192KBのFlashメモリ / 24KBのRAM
- +8dBmの最大出力電力
- 2Mbpsのデータ・レート
- ロング・レンジBLE(Coded PHY)
- アドバタイズ拡張機能
- AoA(到達角度) / AoD(放射角度)
- 最大128接続
- 内蔵バランと部品数を最小限に抑えることにより、コストを最適化
- 超低消費電力
- 動作温度範囲:-40℃~+105 ℃
- VQFN32パッケージ(5mm x 5mm、0.5mmピッチ)
- WLCSP36(2.652mm x 2.592mm、0.40mmピッチ)
アプリケーション例
& 電気製品
コネクティビティ
ビルディング・オートメーション
動物の行動追跡
ウェアラブル機器
電子機器
センチメートル単位の精度でのリアルタイム位置測位が可能なBlueNRG-LPS
Bluetooth 5.3 Core Specificationでは、方向探知機能が導入され、Bluetoothのロケーション・サービス・ソリューションが強化されました。これらの機能により、デバイスでBluetooth信号の方向を特定できるため、数十cmの測位精度を持つ低コストの強力なリアルタイム測位システムを開発することが可能になりました。
BlueNRG-LPSを使用したテストおよび試作開発
BlueNRG-LPS SoCの機能をテストするために必要な開発キットをお選びください。
STEVAL-IDB012V1
BlueNRG-LPS SoCをベースとした評価プラットフォーム。
STSW-BNRGLP-DK
このソフトウェア・パッケージは、Bluetooth® LEバイナリ・ライブラリを提供します。同ライブラリは、BlueNRG-LPSデバイスが実現するBluetooth® LE機能にアクセスするための一連のAPIと関連イベント・コールバックを備えています。また、デモ・アプリケーションも一式含まれているため、BlueNRG-LPSデバイスを使用してさまざまなBluetooth LEシナリオに対応可能です。
STSW-QUUPPA-ETAG:ST Quuppaタグ・エミュレーション
STSW-QUUPPA-ETAG評価ソフトウェア・パッケージでは、Quuppa独自の測位システムで使用される位置トラッキング機能、複数センサ・データ・プロビジョニング、およびカスタムのバックチャネル・コマンドのフレームワークを実現するQuuppaタグ・エミュレーション製品を構築できます。
STSW-WISE-STUDIO
このパッケージは、GCCツールチェーン・ベースのWiSE-Studio Eclipse IDEを提供し、BlueNRG-LPSと関連する評価プラットフォームに対応しています。このパッケージは無償で入手でき、Windows、Linux、macOSをサポートしています。
STSW-BNRG001
STSW-BNRG001は、開発時にデバイスの消費電流を推定する際に役立つ設計ツールです。さまざまな条件下でのBlueNRG-LPS SoCの消費電流を予測できます。
STSW-BNRGUI
STSW-BNRGUIソフトウェア・パッケージは、BlueNRG-LPS Bluetooth Low Energy SoCの機能の操作および評価用のグラフィカル・ユーザ・インタフェース(GUI)PCアプリケーションで構成されています。
STSW-BNRGFLASHER
STSW-BNRGFLASHERソフトウェア・パッケージには、BlueNRG-LPS SoCデバイスFlashの読出し、一括消去、書込み、およびプログラミングを実行できるスタンドアロンのPCユーティリティが含まれます。また、UARTインタフェースとSWDインタフェースの両方によるBlueNRG-LPS Flashアクセスに対応しています。これらのインタフェースは、HW SWDプログラミング / デバッギング・ツール(CMSIS-DAP、ST-Link/V2、J-Link)を介して、内部デバイスのUARTブートローダと標準SWDインタフェースをそれぞれ使用します。
オンデマンド・ウェビナー:Bluetooth方向探知機能とSTのBlueNRG-LPS SoCを使用し、ローエンドの位置サービスを設計する方法
- BlueNRG-LPS SoCとその開発エコシステムのプレゼンテーション
- Bluetooth 5.3方向探知機能の概要
- 到達角度(AoA)と放射角度(AoD)の基本概念
- Bluetooth位置サービスの強化に関する設計上の課題
- 評価プラットフォームとサンプル・コード付きSDKを使用したハンズオン・セッション