STは、AEC-Q100規格に準拠した車載用センサの製品ポートフォリオを提供しています。1 / 2 / 3軸加速度センサ(低gおよび高gフルスケール)や、3軸ジャイロ・センサ、6軸慣性モジュール(IMU)など、いずれの製品もデジタル出力を備えています。
車載用MEMS加速度センサ
STの低g加速度センサ、AIS2IHおよびAIS25BAは、先進的な省電力機能と広い動作温度範囲を備えているため、テレマティクス、ナビゲーション、インフォテインメント、セキュリティなどの車載用アプリケーションに最適です。
STの高g加速度センサは広い動作温度範囲を備え、車両安全システムにおけるエアバッグ・アプリケーションに最適です。
車載用MEMSジャイロ・センサ
STの3軸ジャイロ・センサは、対時間 / 温度の面で優れた安定性を持ち、推測航法機能を内蔵した最先端のナビゲーション・システムで要求される、高い精度を保証します。
STの車載グレードのジャイロ・センサは、2つまたは3つの独立したセンシング構造を持つ他社のセンサと異なり、<1>単一の構造</1>で3軸すべての動作検出を行います。これにより、軸間におけるあらゆる干渉が排除されて出力信号の劣化を防げるため、モーション・コントロールの精度および信頼性が向上します。
車載用6軸慣性モジュール(IMU)
ASM330LHH、ASM330LHHX、およびASM330LHBは、3軸デジタル加速度センサと3軸デジタル・ジャイロセンサを搭載した6軸モーション・センサで、システム・イン・パッケージ(SiP)として提供されます。+105℃までの広い動作温度範囲に対応しており、車載用ノン・セーフティ・アプリケーション向け、また推測航法やセンサ・フュージョンといったセンサでアシストされたアプリケーション向けに設計されています。
STの車載用MEMSセンサは、さまざまな産業用および民生用アプリケーション向けに量産されているMEMSと同じ技術プラットフォームで開発されています。