製品概要
概要
P-NUCLEO-53L3A2は、マルチターゲット検出が可能なToF(Time-of-Flight)測距センサ「VL53L3CX」を搭載した開発キットです。誰でも簡単にアプリケーションの学習や評価、および開発を行うことができます。
VL53L3CXは、STの特許取得済み技術であるFlightSense™(第3世代)を採用した最新のToF測距センサです。高性能の近距離 / 長距離測距センサを組み込み、マルチターゲット検出機能と自動汚れ補正機能を搭載しています。小型のリフロー対応パッケージにSPAD(Single Photon Avalanche Diode)アレイ、赤外フィルタ、および光学部品を集積することで、さまざまな周辺光の環境と幅広いカバー・ガラスに対応し、優れた測距性能を提供します。
また、STM32 NUCLEO-F401RE開発ボードにより、ユーザは性能、消費電力、機能などさまざまなニーズに応じて選択したSTM32マイクロコントローラを使用して、低コストで柔軟に試作を行うことができます。
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特徴
- X-NUCLEO-53L3A2機能拡張ボード: マルチターゲット検出が可能なToF測距センサVL53L3CXを搭載
- STM32 NUCLEO-F401RE開発ボード
- VL53L3CX拡張子基板 x2
- 0.25mm / 0.5mm / 1mmのスペーサ(空隙のシミュレーション用)
- カバー・ガラスのサンプル x2
- Arduino UNO R3コネクタ搭載
- RoHS準拠
- 2枚のVL53L3CX拡張子基板をP-NUCLEO-53L3A2機能拡張ボード上で接続して、VL53L3CXをアプリケーションに組み込むことが可能
- コード・サンプルおよびグラフィカル・ユーザ・インタフェースを含む統合システム・ソフトウェアをVL53L3CXの製品ページ内「ツール & ソフトウェア」タブからダウンロード可能