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分散型太陽光発電

分散型太陽光発電システムでは、すべての発電ユニットが太陽電池(PV)モジュールのストリングやアレイ単位ではなく、個々の太陽電池パネル単位で主要な機能を実行することができます。

パワー・オプティマイザ

パワー・オプティマイザを使用した太陽光発電システムでは、最大電力点追従制御(MPPT)が太陽電池パネル単位で実行されるため、すべてのパネルが最大電力点で動作します。  これにより、従来のストリングまたは集中型インバータに基づくシステムと比べ、全体のエネルギー収量が向上します。  パワー・オプティマイザは、送配電網切断時の高速シャットダウンを要求する最新のNEC 2017規定への準拠をサポートしつつメンテナンス費用を低減することで、システムの設計上の制約を最小限に抑え、信頼性と安全性の向上に貢献し
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マイクロインバータ

マイクロインバータは、住宅向けの太陽電池システムにおいてパネル単位でDC-AC電力変換を行うため、ストリング・インバータの代わりに使用されます。エネルギー収量の最大化に貢献すると同時に、太陽電池パネルにかかった影や汚れ、およびパネルの障害に基づく問題を軽減します。  マイクロインバータは、最大電力点追従制御(MPPT)機能をもつDC-DCコンバータと、AC電源グリッドへの注入電流および電圧を形成するインバータで構成されます。設備内のマイクロインバータに関するすべてのデータ(電圧、電流、発電量など
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分散型太陽光発電の実装

分散型太陽光発電では、1枚の太陽光パネルによる発電を受け、ACグリッドに直接電力を供給する太陽光マイクロインバータ、またはストリングにある1枚の太陽光パネルによる発電を受け、1台のインバータに出力を供給すると同時に、その出力によって最大電力点追従制御(MPPT)を実行するパワー・オプティマイザにより、2通りの実装が可能です。  

各ユニットの定格電力は一般的に50W~400Wです。データ・ロガーとインターネット・ゲートウェイがすべてのパネルとインバータからデータを収集し、ローカルまたはリモートのモニタリングおよび制御アクセス・ポイントに送ります。優れた設計を実現する上で、高い効率と信頼性がきわめて重要です。

STの高効率発電向け製品

半導体の技術や製品は、競争力のある設計を実現する上できわめて重要です。STは、 SiC(シリコン・カーバイド)パワーMOSFETSiCダイオード、高耐圧スーパー・ジャンクションMOSFETおよび IGBT、IGBTとMOSFETの駆動用ゲート・ドライバを含む特定アプリケーション向けアナログ製品(ASSP)、STM32マイクロコントローラなど、さまざまな課題に対応する上で役立つ幅広い製品やソリューションを提供しています。