X-NUCLEO-BNRG2A1

概要

X-NUCLEO-BNRG2A1は、開発者用アプリケーション向けのBluetooth® Low Energy（LE）通信を提供する機能拡張ボードです。Arduino UNO R3コネクタ経由でSTM32 Nucleoボード（超低消費電力STM32L4マイクロコントローラ搭載のNUCLEO-L476RGなど）に接続することができます。

この拡張ボードには、ST BlueNRG-2 SoC（システム･オン･チップ）をベースにしたBluetooth^® v5.2準拠のBlueNRG-M2SPアプリケーション･プロセッサ･モジュールが搭載されており、代表的な電波法認証、およびBluetooth End Product認証を取得しています。内蔵SoCのBlueNRG-2は、Arm® Cortex®-M0コアとプログラム可能な内蔵FlashメモリによってBluetooth LEスタックとプロトコルを管理するため、ソフトウェア開発キットを使用して開発されたカスタム･アプリケーションに対応可能です。BlueNRG-M2SPモジュールは、マスタ･モードとスレーブ･モード、データ長拡張（DLE）による転送速度の向上、AES-128セキュリティ暗号化をサポートしています。

X-NUCLEO-BNRG2A1は、SPI接続およびGPIOピンによってSTM32 Nucleoボードから制御します。また、その一部はハードウェアで設定可能です。