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耐放射線性レベル・シフタ

QML-V認定済み 16bit耐放射線性レベル・シフタ

STの最新世代のQML-V認定済み16bit双方向 / デュアルサプライ耐放射線性レベル・シフタは、フェイル・セーフ機能およびコールド・スペア機能を備えています。1.8Vおよび3.3Vバスならびに低電源ドメインの2.5V~5Vバスとのインタフェースとして設計され、卓越した放射線耐性を実現します。

RHRAC164245は、100krad(Si)の吸収線量(TID)で認定されており、2.3V~5.5Vの16bitバス・インタフェースで使用可能です。RHFXH163245は、300krad(Si)のTIDで認定されており、1.8V~3.6Vの16bitバスとのインタフェースとなります。

フル機能の業界標準製品

両製品ともに、最大110MeV.cm2/mgのシングル・イベント・ラッチアップ(SEL)耐性を備えています。伝播時間がきわめて短くフェイル・セーフ機能(製品故障時にI/Oがハイ・インピーダンスになる)および入出力バッファのコールド・スペア機能を搭載しています。これらの機能や特徴により、航空宇宙アプリケーションの業界標準製品になっています。

STの耐放射線性レベル・シフタは、その他航空宇宙アプリケーション用ICと同様に、STのレンヌ(フランス)工場において製造され、密封セラミック・パッケージで提供されます。QML-V認定済みのバージョンでは、グランドに接続された金属蓋付きと、接地されていない金属蓋つきを選択可能です。

また、すべての製品が詳細なデータシート、アプリケーション・ノート、放射線テスト・レポート(ご要望に応じて提供)、およびPSpiceモデルとIBISモデルで構成される開発エコシステムによりサポートされています。