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ベアダイIGBT(~1700V)

STのIGBTは、独自の先進的なトレンチ・フィールド・ストップ(TFS)テクノロジーをベースにし、優れた静特性と動特性間のトレードオフを実現します。175˚Cの最大接合部温度(Tj max.)により、デバイスの信頼性向上および製品寿命の延長に貢献します。ベア・ダイIGBTは、さまざまなトレードオフで利用でき、1700Vの最大電圧および200Aのコレクタ電流を特徴とします。モータ制御、サーボ・ドライブ、溶接機、太陽光発電システム用インバータ、およびトラクション・インバータといった幅広いアプリケーションに最適で、粘着性フォイル付きのウェハまたはテープ & リールに封止したダイなど、さまざまなパッケージ・オプションで提供されています。車載用製品については、KGD(Known Good Die)検査機器を使用できるため、徹底した試験および検査が可能となり、優れた信頼性と品質を実現可能です。

STのKGD検査には、以下の項目が含まれています。

  • ダイのトレーサビリティ(ウェハ・ロット / ウェハ番号 / ウェハ内のダイ位置、データログ)
  • 表面 / 裏面の全数目視検査
  • データシートの全項目を試験

ご要望に応じて、新しいダイ形状のIGBT製品の作製も可能です。

STの幅広いSTPOWER製品ポートフォリオは、最先端のパッケージと保護を兼ね備えることで高い信頼性と安全性を実現しています。これにより、長寿命かつ高効率の、カスタマイズされたアプリケーション開発をサポートします。