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STM32MP1シリーズ

STM32MP1サムネイル・ビデオ

シングル・コアのArm® Cortex®-A7からデュアル・コアのArm® Cortex®-A7とArm® Cortex®-M4からなるSTM32MP1マイクロプロセッサ・シリーズ

STM32MP1シリーズは、幅広いアプリケーションの開発を容易にする汎用マイクロプロセッサです。さまざまなアプリケーションを柔軟にサポートする機能が備わっており、優れた性能と電力効率を提供します。

    STM32MP1マイクロプロセッサの製品ポートフォリオは、主に以下の2つの構成で提供されています。
  • STM32MP13x製品は、消費電力を最適化し、コストを削減しつつ、エントリ・レベルのLinux、ベアメタル、またはRTOSベースのシステムに対して認証されたセキュリティを提供することができます。
  • STM32MP15x製品は、Linux およびリアルタイム・アプリケーションをサポートするヘテロジニアス・プロセッシングを提供します。

STM32MP1シリーズは、Industry 4.0、スマート・シティ / スマート・ホーム・アプリケーションで求められることが増えているセキュリティ需要に対応できるように設計されています。本シリーズは、セキュリティを向上させるだけでなく、消費電力やコストも効率的に削減できます。

STM32MP1の広範な開発エコシステムには多くのメリットがあります。開発者は、オープンソースのLinuxディストリビューション・パッケージであるOpenSTLinuxや、STM32Cubeファームウェアを活用できます。また、多様なSTツールやSTパートナーのリソースにアクセスし、ローカル・サポートを得たり、グローバルなディストリビューション・チャネルの利用が可能です。

アプリケーション

STM32MP1は、産業用、スマート・シティ、スマート・ホーム、リテール、医療、健康、およびウェルネスの各市場に対応し、広範囲な要件を満たします。

産業用ロボットアーム
  • ファクトリ・オートメーション / PLC
  • 産業用HMI
  • 産業用ゲートウェイ
  • ロボティクス
リテール
  • POS端末
  • PINパッド
  • キャッシュ・レジスタ
  • バーコード / QRコード・リーダ
  • ラベル / タグ / 会計用プリンタ
スマート・ホーム
  • スマート・サーモスタット
  • スマート・ホーム・ゲートウェイ
  • 大型家電
  • 小型家電製品
インフラストラクチャ
  • スマート・メータ
  • データ集信電源
  • EV充電
セキュリティ
  • アクセス・コントロール
  • アラーム / セキュリティ制御パネル
メディカル & ヘルスケア
  • 家庭用医療機器
  • 患者モニタ
  • 患者診断デバイス
カンファレンス・ルーム機器
その他
  • カンファレンス・ルーム機器
  • 資産管理
  • 車用OBD

製品タイプ

STM32MP1シリーズは、6つの製品ラインからなり、それぞれのラインでピン配置互換性があります。すべての製品ラインにセキュリティ機能オプション(暗号化アクセラレータおよびセキュア・ブート)があります。

STM32MP131
シングル・コアArm® Cortex®-A7(最大動作周波数1GHz) / イーサネット
STM32MP133
シングル・コアArm® Cortex®-A7(最大動作周波数1GHz) / CAN FD / デュアル・イーサネット
STM32MP135
シングル・コアArm® Cortex®-A7(最大動作周波数1GHz) / カメラ / デュアル・イーサネット / LCDパラレル・インタフェース
STM32MP151
シングル・コアArm® Cortex®-A7(最大動作周波数800MHz)、Arm® Cortex®-M4(最大動作周波数209MHz)
STM32MP153
デュアル・コアArm® Cortex®-A7(最大動作周波数800MHz)、Arm® Cortex®-M4(最大動作周波数209MHz) / CAN FD
STM32MP157
デュアル・コアArm® Cortex®-A7(最大動作周波数800MHz)、 Arm® Cortex®-M4(最大動作周波数209MHz) / 3D GPU / DSIディスプレイ・インタフェース / CAN FD

製品ポートフォリオの詳細はこちら

STM32MP1製品ポートフォリオ

メリット

  • オープンソースのLinuxディストリビューションを採用し、Androidにも対応しているため、アプリケーションソフトの移植が容易です。
  • STM32Cubeファームウェアと組込みソフトウェア・ライブラリでは、GCCベースのIDE、STM32CubeProgrammer、STM32CubeMX(DRAMサブシステムの設定を簡素化するためのDRAMインタフェース・チューニング・ツール)といった同一のSTM32Cubeツールセットを使用することにより、開発を簡単に開始できます。
  • 高度なヒューマン・マシン・インタフェースの開発を可能にする3D GPU(オプション)
  • より幅広いタスクを実行、多様なアプリケーションに適応、性能と効率を高める豊富なデジタルおよびアナログ・ペリフェラル
  • IoT、産業用、および決済アプリケーションに対応した認証を受けている高度なセキュリティ機能
  • 高集積、低コストなPCBの使用を可能にするパッケージ(4層メッキ・スルー・ホールPCBに対応)、および専用のパワー・マネージメントIC(PMIC)による部品コストの最適化
  • STとパートナー各社から提供される高度なツールで、評価、ロード、デバッグが可能
  • 豊富なサード・パーティ開発エコシステム
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